僕は、「同棲するために彼女の親に挨拶に行かなきゃいけないの?なんで?」と同棲前の挨拶には否定的でした。
しかし、今では実際に挨拶をして良かったと思っています。
それは、相手の親と良好な関係を築いていて損はないからです。
事実、そのおかげで家電の購入や引っ越しの手伝いなど、様々なサポートをいただきました。
今回は、同棲前の挨拶が必要なタイミングや当日の流れについて、私たちの例を挙げながらご紹介します。
- 同棲前の挨拶が済んでいない方
- 両親への同棲挨拶でどんなセリフ、流れにすればいいかわからない方
同棲前に彼女の両親に直接挨拶をしました。
実は、最初は許可されませんでしたが、最終的には承諾されました。
そして、今現在は同棲できています(挨拶してよかった…)
私たちについて
学生時代から付き合いを始め、交際5年でようやく同棲開始。東京23区内に在住(1DK)。
クロ(彼氏)
小さな会社の経営者をしています。ブログ歴4年。
シロ(彼女)
20代の会社員で、ホテルやカフェ巡りが趣味。
同棲時に親への挨拶は必要!メリットの方が大きい!
結論から言うと、同棲の挨拶は行った方がいいです。
特に、彼女の両親には必ず挨拶することをおすすめします。
実際、athomeさんの調べよると同棲中の約半分のカップルは同棲前に挨拶をしたそうです。
athomeの調査によると、挨拶に行った割合は次の通りです。
①両家に行った…68票 ②彼の家のみ行った…6票 ③彼女の家のみ行った…34票 ④行かなかった…103票
引用:at home
同棲前の挨拶のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
相手家族からの印象が良くなる 困った時に相談することができる パートナーに対して真剣さを伝えられる | 親に反対されることもある 結婚のプレッシャーをかけられることもある |
1つずつ、見ていきましょう。
メリット①相手家族からの印象が良くなる
まずは、何と言っても相手(パートナー)家族からの印象が良くなります。
一般的にパートナーの親と言うと、自分よりも20~30歳上の方です。
きちんと対面で挨拶をすることで、「しっかりしている」「誠意がある」と評価してもらうことができます。
また、相手家族に伝えることで、負い目を感じることなく、堂々と生活できます。
メリット②困った時に相談することができる
相手家族に相談することやお願いすることは、少なからず生じます。
例えば、私たちの場合は引っ越しのタイミングで車を出して荷物を運んでもらったり、足りない高価な家電を購入していただいたりしました。
また、広い部屋に住めない場合、季節ものを実家に置かせてもらうこともありえます。
そういった際にきちんと相談ができ、困りごとに対してサポートしてもらえることが大きなメリットとなります。
メリット③パートナーに対して真剣さを伝えられる
同棲は、カップルにおいて大きな選択かつ分岐点です。
だからこそ、同棲の挨拶をきちんと丁寧におこなうことで、「相手との人生を真剣に考えている」「親のことまで大切にしている」ということを伝えられます。
真剣に交際をしていることを伝えられれば、パートナーとの関係性も良好になり、長続きし、結婚までつながる可能性が高まります。
デメリット①親に反対されることもある
親に同棲の挨拶をすることで、YES/NOがはっきりとします。
同棲に賛成してもらえれば上記のメリットが生じますが、NOの場合、同棲ができない(今のタイミングではできない)ということが決定してしまいます。
「親に反対されても同棲する!」という選択肢もありですが、これから先の長い生活を考えるとおすすめできません。
デメリット②結婚のプレッシャーをかけられることもある
年配の方は特に、「同棲=結婚」という考えです。
もちろん本人たちも意識をしていると思いますが、中には「お試し」としての同棲という方もいるでしょうし、結婚を意識せず、一緒にいる時間を増やすために同棲を始める方もいるでしょう。
そういった方には、親の「同棲=結婚」という固定概念はプレッシャーに感じられるかもしれません。
同棲の挨拶の流れや切り出し方とは?
実際に私たちがどのような流れで挨拶をしたか、ご紹介します。
ちなみに、「彼氏の親」と彼女は普段からも仲良く連絡を取り合うほどの関係なので、かしこまった挨拶はありませんでした。
そのため、「彼女の親」と彼氏が挨拶をする流れになりました。
選んだお店
選んだのは、個室かつそれほど高くない居酒屋にしました。
また、立地はご両親のご自宅に近い場所にしました。
個人的には「個室」と「ご両親の近く」という条件はマストだと思います。
まずは自己紹介
初めて会うので、まずは自己紹介をしました。
普段の仕事や具体的な仕事内容、どのくらいの期間付き合っているかを簡単に紹介。
そこからは、ご両親からいくつか質問を受け、それに答える形でした。
楽しくおしゃべり
そこからは楽しくおしゃべりの時間。
それぞれの家族の話や趣味の話(彼女のお父さんはゴルフや野球が好きな方で、なんとか話題に食らいついていきました)などを他愛なく話しました。
ただのおしゃべりではあるものの、やはり気を遣わなければならないので、十分注意しながら会話を楽しみましょう。
詳しくは、後ほどの「相手のご両親と会話する時の注意点とは?」でご紹介します。
同棲の許可を取る
言うまでもなく、ここが一番緊張するタイミングです…
食事も終盤に差し掛かったところで、同棲の許可を取るタイミングになりました。
切り出すタイミングは、終盤がいいでしょう。
万が一、同棲の許可が出なかった場合、雰囲気が悪くなってしまうのは否めません。
なお、同棲許可のセリフは、実際に以下のようなものでした。
「〇〇さんとの将来を真剣に考え、正しい段階を踏むためにも一緒に暮らしたいと考えているのですが、よろしいでしょうか?」とストレートに伝えました。
【体験談あり】もしも同棲を反対されたらどうする?
意を決して同棲の許可を取るために切り出しましたが、結果は…NOでした。
まさかの”NO”でした。
途中の雰囲気が良かっただけに、さすがに焦りました。
「一緒に住むのは結婚してから」というお父さんの考えがあったようで、優しく説明していただきました。
僕は素直に「わかりました、真剣に考えます」と回答しました。
ここで、「なんでですか!」と反抗的になったり、不満を顔に出したりすることは避けた方がいいでしょう。
今後の関係性にも関わるので、しっかりと受け止めましょう。
その後しばらくうちで家族会議をしてなんとかOKが出ました。
あの時は、ほっとした~
【想定質問】どんな質問がくるか想定しておこう
相手のご両親に会った際、同棲の報告や挨拶だけでなく、普通の会話も必要になります。
親からすると、会話から人となりを把握し、安心材料にしたいという考えがあります。
では、実際にどんな質問をされるか、心構えをしておきましょう。
- 二人の馴れ初めは?
- 結婚は考えているの?
- 引っ越し費用はどうするの?
- 仕事は何をしているの?
- そちらのご両親はなんて言っているの?
- どこに住むの?
- 将来設計はできているの?
パートナーの親も鬼ではありません。
自分の息子・娘の人生を大切に考えているからこその質問なので、真摯に向き合って答えましょう。
回答の中にマイナス・ネガティブ要素が含まれることは極力避けた方がいいですが、もしもマイナス・ネガティブ要素が入ってしまう場合は、「今後はどうなっていくか」をポジティブに伝えてあげましょう。
まとめ
今回は、同棲前の親への挨拶についてご紹介しました。
メリット | デメリット |
---|---|
相手家族からの印象が良くなる 困った時に相談することができる パートナーに対して真剣さを伝えられる | 親に反対されることもある 結婚のプレッシャーをかけられることもある |
メリット・デメリットはありますが、同棲前の挨拶は必ずしておきましょう。
今後長く関わっていくうえで必要不可欠です。
あなたの同棲挨拶もうまくいくことを祈ってます、自身を持って誠実に挨拶しましょう!